
【ペパーミント】
シソ科ハッカ属の多年種で、ヨーロッパ原産のハーブです。スペアミントとウォーターミントの交雑種とされ、独特のメントール臭と清涼感が特徴です。薬草、香草、ハーブティー、菓子などに広く利用され世界中で最も需要のあるハーブのひとつです。

【ライチ】
ライチ(レイシ)はムクロジ科レイシ属の果樹。紀元前から栽培されている歴史のあるフルーツで、原産地の中国で特に愛されており、楊貴妃がとても好んだと言われています。日本には1700年頃に伝来し、沖縄、宮崎、鹿児島などで栽培されています。

【マツ】
日本で見かける松はアカマツ、クロマツ、ゴヨウマツ、ヒメコマツ、ハイマツ、リュウキュウマツ、ヤクタネゴヨウ、チョウセンゴヨウの8種などがあります。松原が海岸に多く見られるのは砂防林として人々が植林したからです。マツには心身の健康維持に役立つ成分が含まれています。また、文化や信仰の対象にもされています。

【チャノキ】
チャノキはツバキ化ツバキ属の永年性常緑樹で学名をカメリアシネンシスといいます。チャは基本的に温暖で湿潤な地域で育ちやすい植物なので気象条件、特に気温と降水量に左右されやすい性質を持っています。葉が小ぶりで寒さに弱い中国種は緑茶に、葉が大きく寒さに弱いアッサム種は紅茶の原料になります。
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①OP(オレンジペコー)
日本の緑茶、インドのダージリン、中国のキーマンなど。1cm〜1.5cmほどの長さでリーフそのものを感じさせる大きさ。 -

②BOP(ブロークンオレンジペコー)
スリランカ、セイロン紅茶など。
OPを2〜3mmに細かくカットした大きさ。
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③F(ファニングス)
ウバブレンド、アールグレイなど。
1mmほどの大きさで砂のような感じ。
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④CTC(Crush Tear Curl)
インドのアッサム、ニルギリ、アフリカのケニア等はCTC茶に移行している。
直径1〜3mmほどの顆粒状に加工したもの。
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30分で人生が深まる紅茶術
磯淵 猛 -

日本茶 百味百題
渕之上弘子 -

アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本
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12月号


